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近江清秀:【相続税の税金対策】

9 来年1月からの贈与税の税率改正とその計算方法

【平成27年1月からの贈与税の税率改正とその計算方法】

相続税の税金対策
<事例>
平成27年3月にA君は、父親から300万円・叔父さんから200万円
それぞれ現金の贈与を受ける予定です。

平成27年1月から贈与税の税率が改正されるそうですが、A君の納付すべき贈与税額はいくらになりますか?

<回答>
平成27年1月から贈与税の税率が2種類になります。
詳細につきましては、下記URLの国税庁の解説の2ページを参照してください。

http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/sozoku/aramashi/pdf/03.pdf

27年1月からの改正を簡単に説明すると
(1)父母・祖父母から20歳以上の子・孫が贈与を受ける場合に特例税率が適用される特例贈与財産と

(2)特例税率が適用されない一般贈与財産に区分されます。

上記事例では、A君が父親から受取る300万円が特例贈与財産で、叔父さんから受取る200万円が一般贈与財産となります。

これらの2種類の贈与財産を受取る場合の贈与税の計算方法は以下のとおりです。

平成27年度の年間受贈財産合計は
300万円+200万円=500万円

基礎控除額を控除すると
500万円-110万円=390万円

特例贈与財産に対する贈与税は
(390万円×15%-10万円)×(300万円/500万円)=291,000円

一般贈与財産に対する贈与税は
(390万円×20%-25万円)×(200万円/500万円)=212,000円

年間贈与税総額は
291,000+212,000=503,000円

参考までに、平成26年12月末までに同額の贈与があった場合の贈与税額は、

(500万円-110万円)×20%-25万円=530,000円

となりますので、特例贈与税率が適用されることで27,000円の減税となります。


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2014/09/12