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元町映画館☆特集

「イロイロ ぬくもりの記憶」スペシャルトーク

2015年3月29日「イロイロ ぬくもりの記憶」 関西大学社会学部・酒井千絵さんを招いてのトーク

今回は映画「イロイロ ぬくもりの記憶」鑑賞後、関西大学社会学部の酒井さんから映画で描かれた家事労働者(ドメスティック・ヘルパー)をはじめとする女性の国際移動が、アジア地域に与えるインパクトについてお話をお聞きしました。

まずは「イロイロ ぬくもりの記憶」を鑑賞。
1997年のシンガポールが舞台。フィリピン人メイドと多忙な両親をもつ1人っ子のジャールーという少年との心の交流を描いた本作。シンプルで光の使い方が綺麗な映像に、心の描写が自然と伝わってくるようでした。

家族のあり方とは
子育てとは
外国人労働者とは

多くの問題が散りばめられた映画でしたが、悲壮感が漂うわけではなく、とても上質なヒューマンドラマでした。
16:00からの上映終了後、2階にてトークイベントは行われました。
関西大学社会学部・酒井千絵さん

映画で描かれていた「外国人家事労働者」は日本ではあまり一般的ではない考え方です。この外国人家事労働者の現状や、そもそも家事労働とは?という問題提起から詳しくお話をうかがいました。
シンガポールの公的機関Ministry of Manpowerが作成した外国人家事労働者雇用のハンドブックに描かれているイラスト。
外国人メイドと一緒にほほえむ家族が描かれ、外国人家事労働者はシンガポールでは一般的であることが分かります。
外国人家事労働者のトラブル
家事労働の評価の低さ
母としての役割
移民政策

酒井さんのトークイベント中にも、さまざまな問題提起がありました。

簡単に答えが出るような内容ではありませんが、その問題提起を受けとめ、一人ひとりが考えることで何かが変わる一歩を歩みだすことができるのではないでしょうか。

取材後記

はじめてシンガポールの映画を観ました。
ニュースなどで見るシンガポールとは違って、シンガポールの日常、文化を垣間見ることができたことがとても新鮮でした。シンガポールって団地社会なんだな…とか、学校は体罰もいとわず厳しく律する文化なんだな…とか。
シンガポールの映画という文化にふれることで、その先の文化にふれる。
この感覚が心地よいなと感じた映画でした。それはきっと美しい映像だったからかもしれません。

みなさんにも、ぜひこんな体験をしてもらいたいです。