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元町映画館☆特集

祝ロマンポルノ45周年『ロマンポルノ・リブート・プロジェクト』

ぜひ本作は女性のお客様にみていただきたい

(c)2016日活
(c)2016日活
ロマンポルノ・リブート・プロジェクト

ロマンポルノ、それはエロい
ロマンポルノ、それは男性だけの映画
ロマンポルノ、それはピンク映画…
そんな常識、3/11からヒックリ返します。


4
5年前に産声をあげ「10分間に1回の濡れ場」「制作費は一律」「上映時間は80分程度」など限りある条件の中で傑作は生まれ、今の日本映画を支える監督たちも「ロマンポルノ」で鍛えられた人が何人もいるといいます。

本作では女性への「性」が丁寧に描かれており、かつロマンポルノが持つコメディ要素、そして何より「日本のエロ」の素晴らしさを見事に描いています。

私はぜひ本作は女性のお客様に見て欲しいです。

5つの作品から自分の好きな「エロ」がきっと見つかるはずです。性への向き合いかたが全く違う主人公たち。彼女たちはあなたの五感を刺激すること間違いないでしょう。


皆さんもなんだかんだ「エロ」はお好きではないでしょうか。
日本のドラマや映画は本当に幅広いジャンルの「性」×人間関係を描いた国だと思います。
役所広司主演の『失楽園』。昼ドラと呼ばれドロドロした展開が話題になった「牡丹と薔薇」などなど。時代を作った、女性同士の話のネタになった作品も多くあると思います。

社会現象となった『東京ラブストーリー』でもあんなセリフがありました…「か~んち、セックスしよ」。お昼の再放送で初めて知った赤名りか(鈴木保奈美)の魅力。これも「性」×人間関係を描いた名作ではないでしょうか。名言の数では『ロマンポルノ』も負けていませんよ。

そして今回は日本の映画業界を支える監督たちがメガホンを取るということでそのエロは芸術との掛け算効果で何倍も魅力的なものになっています。「見えそうで見えない」これもカメラワークの技術が光ります(学生たちよ、時は来たぞ!)

日本にこれだけのテーマ性を持った映画ジャンルがあったでしょうか。少なくとも私の記録にはありません。ただの「エロ映画」と思って見ない人、お涙頂戴ものしか見ない人、そんな考えはいますぐしまいこんでください。先日、「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日)を見ていると「変態が時代を作ってきた」というコメントが。今回の『ロマンポルノ』もまさにそう。

「エロが時代を作っていた」。少なくともいまの日本の映画業界で影響を受けた人は多いはずです。娯楽としても芸術的にも優れた5本。今、劇場で見るチャンスを逃せば死ぬまで見ない人も多いのでは?

「愛は地球を救う。エロも地球を救う」3/11(土)から公開です。お楽しみに。

上映作品

3/11(土)~24(金)

ジムノペディに乱れる
監督:行定勲


1週間―。撮れない日々が続く映画監督の古谷(板尾創路)は、鬱屈とした気持ちを抱えながら、肌のぬくもりを求めて女たちの隙間を彷徨っていた。仕事、名声、そして愛…全てを失った男が、辿り着いた先に見つけたものとはー?

『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)、『ピンクとグレー』(16)の行定勲監督による初のロマンポルノ作。
主演を務めるのは芸人、俳優など様々な顔をもつ板尾創路。映画監督としても2本の作品を残し注目される彼が、全てを失い自暴自棄になっている映画監督の男・古谷を演じる。そして、注目されるヒロインに、透明感の溢れる美しさで注目される新進気鋭の女優・芦那すみれ。これまではBOMI名義でミュージシャンとして活動しており、本作が本格的な映画デビュー作に。もうひとりのヒロインにNHK大河ドラマ「真田丸」の出演など、注目の若手女優・岡村いずみ。慶応義塾大学を卒業した才女で、non-noの専属モデルを経て、現在女優として様々な作品に出演している。2人共に本作が初めての濡れ場シーンへの挑戦となった。
本作は、板尾創路演じる映画監督の古谷が<1週間>、さまざまな年齢層の女性たちと官能的に乱れる姿も必見。さらに、ロマンポルノを代表する女優・風祭ゆきがカメオ出演している。今年、生誕150年を迎えたエリック・サティの名曲「ジムノペディ」の調べにのせ、ラブストーリーの名手・行定勲監督が、切なく不器用な大人の愛を官能的に描いている。 

風に濡れた女
監督:塩田明彦


都会の喧噪を避け、過去から逃げるように山小屋で暮らす男・高介(永岡佑)は、生命力を持て余し、
野性味溢れる魅力を放つ女・汐里(間宮夕貴)との出会いによって、欲望の渦に巻き込まれていくはめに…。

長編デビュー作『月下の囁き』(99)から17年、塩田明彦監督が原点回帰して挑んだ初ロマンポルノ作品。
ロマンポルノの名匠・神代辰巳監督をリスペクトし、師匠の大和屋竺(脚本家・監督)にたたきこまれた脚本術で、本能むきだしのままヒートアップする男と女の駆け引きを軽妙に描いている。
 主演を務めるのは永岡佑と間宮夕貴。永岡は、19才で俳優デビューし、タナダユキ監督の『月とチェリー』(04)で初主演。NHK大河ドラマなど数々のドラマや映画に出演する実力派俳優で、近年の「重版出来!」(TBS)での好演が高く評価されている。間宮は、石井隆監督『フィギアなあなた』(13)で映画初出演。その後も『甘い鞭』(13)、『GONIN サーガ』(15)など石井監督作品に立て続けに出演し、女優として開眼。今年公開された『屋根裏の散歩者』(16)でもオールヌードを披露。その潔い脱ぎっぷりに、各界から熱視線を浴びている。
本作は、歴史ある第69回ロカルノ国際映画祭のコンペティション部門にも選出され、<若手審査員賞>を受賞。ロマンポルノ作品として国際映画祭のメインコンペへ招待されたのは本作が初めてとなる。本映画祭では、神代監督の『恋人たちは濡れた』(73)と共に招待された。ロカルノを皮切りに数々の海外映画祭から招待を受けており、自由に性を描いたセンセーショナルな映画として海外でも注目されている。

3/25(土)~4/7(金)

牝猫たち
監督:白石和彌


池袋の夜街を漂う3人の女。呼び出された男たちと体を重ね、そして、また夜が明ける―
都会の中で孤独を感じながら颯爽と現代を生き抜く女たちと、それを取り巻く男たちの物語。

『凶悪』(14)、『日本で一番悪い奴ら』(16)に続く、白石和彌監督の最新作はオリジナル脚本で挑むロマンポルノ。現代社会を逞しく生きる女性のいまをジャーナリスティックな視点で捉え、名匠・田中登監督のロマンポルノ作品『牝猫たちの夜』(72) にオマージュを捧げている。主人公・雅子を演じるのは、気鋭の女優・井端珠里。2歳でキッズモデルとしてデビューし、『眠れる森』(98、CX)では中山美穂の子供時代をつとめるなど、映画、ドラマ、舞台と俳優としてのキャリアを積む。約10年前、白石が助監督としてついた『17歳の風景』(05)の撮影時に、井端を師匠・若松孝二監督に推薦。10年後の再会で運命的なものを感じ、今回主演に抜擢している。井端は、濡れ場にも果敢に挑戦し、本作が映画初主演となった。
 このほか物語の軸となる登場人物として、雅子の仕事仲間でシングルマザーの結依を、これが女優として2本目の映画作品となる真上さつきがフレッシュに演じ、主婦でありながら風俗嬢として働く里枝を、『インプリント~ぼっけえ、きょうてい~』(06)で鮮烈なデビューを果たした女優・美知枝が、艶やかに演じている。
 そして、彼女たちを取り巻く男たちに、人気演劇ユニットTEAM NACSの音尾琢真が、『日本で悪い奴ら』に続いて出演し、主人公が働く風俗店の店長を軽妙に演じているほか、岩井俊二作品常連の郭智博が、ルックスと手堅い演技で脇を固める。さらに、お笑い芸人のとろサーモンの村田秀亮と久保田和靖が、地下活動をする売れない芸人役として出演しており、村田は、シングルマザーの結依の客として物語が展開する鍵を握っている。また、本作では『牝猫たちの夜』に出演していた吉澤健も出演。さらに、ロマンポルノの女王・白川和子もSMクラブのオーナーとしてカメオ出演し、「若かったら主演をしたかった」と本作の脚本を絶賛している。

ANTIPORNO
監督:園子温


小説家兼アーティストとして時代の寵児となった京子(冨手麻妙)。極彩色の部屋に籠もり、マネージャー典子(筒井真理子)が伝えるスケジュールを分刻みでこなす毎日。寝ても覚めても終わらない悪夢。私は京子なのか?京子を演じているのか?虚構と現実の狭間で、京子の過去の秘密が暴かれていく―。

園子温監督が脚本を書きおろした完全オリジナルの最新作は、『ANTIPORNO』。主演を務めるのは、本作が長編映画の単独初主演となる女優・冨手麻妙。2015年に公開された園作品のほぼ全てに出演し、園が今もっとも成長を期待する若手女優。見出した俳優が次々とブレイクしている鬼才・園が見初めた新しいミューズとして、冨手麻妙は「園監督の作品のためなら脱ぐ」と 裸上等で難しい役所に挑戦している。冨手麻妙の相手役には、実力派女優・筒井真理子。京子のサディスティックな振る舞いを受け止めるマネージャー・典子を演じ、カメレオン女優と評される幅の広い演技力で、映画に堂々たる存在感を残し、物語中盤の<ある仕掛け>に最大限の効果をもたらしている。極彩色に彩られたファンタジックな世界観で展開する物語には、女性に対する深淵なテーマが秘められている。園子温が表現の壁をぶち壊す、アナーキーで過激な美しき問題作。

4/8(土)~4/21(金)

ホワイトリリー
監督:中田秀夫


傷ついた過去を慰めあうように寄り添い生きてきた二人の女・はるかと登紀子。
彼女たちの秘密に踏み込んできた男・悟によって、それぞれの愛が暴走をはじめるー。

ロマンポルノの名匠・小沼勝監督の元で助監督として学んだ中田秀夫監督が、初めてのロマンポルノでレズビアンの世界に挑み、女同士の究極の純愛を描く。本作で主人公・はるかを演じるのは、本作が初主演となる美貌の女優・飛鳥凛。テレビドラマ「仮面ライダーW」の人気アイドル園咲若菜役として出演し、ドラマ「そして、誰もいなくなった」(NTV)など、テレビ、映画、舞台など活躍の幅を広げている。もう一人の主人公・登紀子を演じるのは、大人の色香漂う女優・山口香?里。「大奥」(CX)シリーズでは、吉野役としてレギュラー出演し、さまざまなドラマに出演する。女同士による究極の純愛を体現するため、飛鳥凛はこの作品で初めてヌードを披露。体当たりで役に挑み、女同士の濃厚なラブシーンに挑戦している。