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元町映画館☆特集

2017年の話題作を上映「2017年 おかわり映画祭」開催

2017年上映した作品からお客様の「もう一度観たい!」というお声を頂戴して開催される当館の特集上映

2018年もはや4月。あっという間に3ヶ月が過ぎてしまいました。
「2017年こんなことあったよね」よりも「2018年はこんな年!」のような感想を持つ人も多いのではないかと思います。映画もそうではないでしょうか。昨年観た作品を何本思い出せるか、どんな映画が印象的だったか。
2017年上映した作品からお客様の「もう一度観たい!」というお声を頂戴して開催される当館の特集上映「2017年おかわり映画祭」。

上映作品
『この世界の片隅に』
『牯嶺街少年殺人事件』


この2作品は本当に2017年の顔と呼べる作品です。

■この世界の片隅に
他館上映作品第1位。こうの史代さんの同盟コミックを原作に片渕須直監督がアニメーション化。主人公は“すず”。彼女が生きてきた人生を辿るとともに、戦時中の広島県呉市を舞台にした傑作。アニメーションですが実写モノのように風景が浮かんでくる。登場人物の表情や仕草からそこに生きていた人たちにすぐに感情移入できます。
そして何といってもすずの声優でもある女優“のん”が本当に素晴らしい。すっと入ってくる声がすずの柔和な表情にマッチして作品の魅力を何倍も高めてくれています。全てが丁寧に作られていて、特集タイトルのとおり、何度でも観たくなります。


■牯嶺街少年殺人事件
当館上映作品第1位。台湾の巨匠エドワード・ヤン監督作品。1991年に日本で公開されてからは長らく観る機会がなく、幻の傑作と言われており、上映されただけで話題になった本作。
台湾で実際に起こった未成年による殺人事件から着想を得ています。未成年が持つ独特の空気や危なっかしさ、そして欲望に対してまっすぐ突き抜ける点が良く描かれています。
上映時間は3時間57分。「長い!長すぎる」と思う人もいるかもしれませんが、作品の少年たちはものすごい速さで成長していきます。
「好きなことを全力でする」、シンプルだけどこれを映像で魅せるってやっぱりすごいです。本作がずっと愛されるのもうなずけます。


どちらも超現実的。そして悲劇的な結末にも関わらず、作品のなかで登場人物が皆いきいきとしている。刹那的な時間のなかで全力で生きることを見事に描いています。おそらくこの2作品はこれからも伝説的映画として多くの方に広まっていくと思います。そういう作品を劇場で上映できることはとっても光栄です。そして劇場でご覧になれるお客様はとっても幸運です。
「2017年 おかわり映画祭」詳細
『牯嶺街少年殺人事件』1991年/台湾/236分/監督:エドワード・ヤン
『この世界の片隅に』2017年/日本/130分/監督:片渕須直
上映期間
2018年4月14日(土)~4月20日(金)