地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、神戸市東灘区の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

神戸市東灘区の地域情報サイト「まいぷれ」

元町映画館☆特集

高倉健主演、原田芳雄共演の超大作『君よ憤怒の河を渉れ』

5/27(日)まで兵庫県・西宮市大谷記念美術館にて「追悼特別展 高倉健」が開催中。 今回はこちらの展示に合わせて主演作を公開

「追悼特別展 高倉健」メインビジュアル
「追悼特別展 高倉健」メインビジュアル
東京・新宿、東京地方検察庁刑事部検事・杜丘冬人(高倉健)が突然通行人に止められて交番へ行くことに「この人が私の…」という女性の供述により逮捕された。さらに警察へ行くと彼にカメラを盗まれたと証言する謎の男(田中邦衛)によりさらに疑惑をかけられてしまう。身に覚えのない犯罪に戸惑うが証拠品はいくらでも出てくる。何者かによる「完璧な罠」だと悟った杜丘は家宅捜索の隙を見て逃亡。助けもいない孤独な逃亡生活が始まる…。

冒頭から、高倉健さんのかっこよさがキレキレです。共演者も原田芳雄さん、田中邦衛さんに池部良さんに、大滝秀治さんらに豪華すぎるメンツ。ロケも東京、北海道、長野と縦横無人に駆け回ります。
高倉健さんが警察に追われる。追うのは原田芳雄さん。法律無視して容疑者逮捕に必死になって追いかけます。この二人の会話が面白い。敵同士にも関わらず、事件の中でかすかな友情が芽生える。不器用なほどの逃走劇。

そして逃げ込んだ北海道では大滝秀治さん扮する資産家の家に匿われることに。そこで出逢った中野良子さんと恋に落ちる。ここからこの映画の見せ場がいくつもでてきます。いきなりのセスナの操縦、馬での逃走など1976年の作品とは思えないほどのスケールの大きさ。そして徐々に逃走によって憔悴していく高倉健さんの名演技は必見です。

物語の終盤にはついに黒幕との最終決戦が控えています。人を追いかける立場の検事だった高倉健さんがくだした決断には胸が締め付けられます。高倉健さんの格好良さが凝縮しています。任侠ものでは絶対観られない表情があります。それぞれが生きるための人間ドラマを壮大なスケールで描いた大作『君よ憤怒の河を渉れ』。今回は35mmフィルム上映。劇場では滅多にみることができないかもしれません。この機会にぜひご覧ください。
君よ憤怒の河を渉れ
上映スケジュール
5/26(土)~6/1(金)
連日10:00~から上映

「追悼特別展 高倉健」